教育の理想を求めて

何もわかっていない事が大前提



私は、過去にいつまでも囚われたり、死んだ人間を責めても仕方がないと思うのです。
反省すべき事は多々ありますが、後悔する事はありません。
後悔するくらいなら先を見ます。
恨んだり、憎んだりなんて非生産的な感情は持たない主義です。
ああやっておいたらよかったとか、やればよかったなんて考えるだけ無駄です。
何事も前向きに、未来を見据えていかなければと思っています。



今日やる事、今日できる事は今日片づけておけ。後回しにするな。
一つひとつ片付けていけ。
できる事から片付けていけ。

後悔先に立たず。やったらよかった、やればよかったは言いっこなしだと言われたものである。

聞いたら聞きぱなし。やったらやりっぱなし。何でもかんでもぱなし。馬鹿野郎。なんでもぱなしにするな。


ハッキリ言って自分たちの次の世代は、チームワークが苦手だ。
苦手という理由の多くは、我々か、我々の上の世代に原因があるように思える。
我々は、チームワークは、悪いものだと無意識に教えてきたように思える。

組織という物を徹底的に否定してきた。それも学校でである。
我々の上の世代は、反体制、反権威、反権力世代である。叛逆を奨励すらした。
それは、共産主義陣営の手先となり、日本人の美徳を失わせるという連中と、無政府主義者の本質的な組織否定である。
共産主義者は、独裁主義、全体主義者であるから本来統制を重んじる。統制を重んじるから敵側の統制を失わせる。
共産主義者と無政府主義者は、本来、対極に存在するが、組織や統制を否定すると言う点で共闘した。その結果、チームワークが失われたのである。

その結果、我々の次の世代は、チームワークに必要な事を教わるどころか、悪だと思い込んでいる可能性がある。

例えば、規律や統制という事である。規律や統制という言葉を使う事さえ厭われるようになってしまった。

組織や仕事の大前提は、最初は、指示されたこと以外何もわかっていない、できていないという事と、仕事は一人ではできないという事である。
どうしようかと聞くと最初からわかっています。大丈夫ですと相手の話を聞いたり、確認したりといことを拒み、一人で仕事を進めようとする者がいる。
わからないという事が恥じかしい事、他人の力を借りたり助けを借りるのは面子に係るみたいに強固に自己主張をする。本当に頑固だが、組織においては最悪な相手である。
なぜなら、仕事は、最初から頓挫してしまうからである。


よく親父や先輩たちに部下を指導するにあたって奴働きばかりさせていると奴働きしかできなくなるぞ。一人前にならないぞと言われていた。
奴働きというのは、指示された事しかできない。指示された事以外しない事を言う。
それに一人仕事しかできない者も増えている。
それは団塊の世代が組織的な仕事の仕方を頭から否定して躾けてこなかった事に原因がある。
要するに後輩たちを馬鹿にしてきたのである。


決断力がない、判断力がないのもチームワークでは障害になる。一人の躊躇やミスは、一人の問題として片付かないのがチームワークである。一人の怠慢な行為が全体を失敗や事故へと導くからである。
だから第一勘を鍛えろといわれたのである。一人の怠慢、躊躇、逡巡は全体を脅かす。一人の人間の優柔不断によって組織が動かなくなることがあるのである。
チームワークでは、瞬間瞬間の判断決断が求められる。
最初に思い付いたことを重視せよ。直観的に判断せよ。自分の勘、閃きを信じろ。



チームで仕事をするうえで、重要なのは、自分勝手な仕事をしないという事である。例えば、やり話にするとか。よく先輩や親に怒られた。途中で投げ出したり、中途半端な事はしない。やりかけたなら最後までやり通さなければ駄目だと叱られたのである。
もう一つは、「たらればを言うな。」という事である。たら・ればやればよかったとか、やっておけばよかったといった後悔先に立たずというような事である。


我々は、間違った教育を受けてきた。それは故意なのか過失なのかはわからないが、確実に日本人の美徳を失わせつつある。

1つは、人の話を聞きなさいと言うのは、下の話を聞けという事ではない。指導者、リーダーの話をよく聞けという事である。それを何でもかんでも下の話を聞かなければと刷り込んだ。組織的に仕事をするためには、皆の意志を統一する必要がある。指導者やリーダーの考えや意志が理解されていなければ、全体の意思統一は測れない。それなのに、指導者やリーダーの話をよく聞かずに下の意見、自分の意見を聞けと言う。指導者やリーダーの話をよく聞かない者に限って誰も自分の意見を聞いてくれないという。そして、そういう人間の多くは自分の意見など持っていないのである。

また、そう言うな人間は、自分の考えを整理したり、まとめたりしていないから話にならない場合が多い。

物事は立体的に考えなければならない。後先も考えずに、その時その時の事しか考えていなければ、全体のつじつまが取れなくなる。



慣れない仕事に就く時は、とにかく最初は、話を聞くことに徹すること足せよ。
朝に話を聞いて、夕に報告を聞く。聞いて報告する。それを繰り返していれば見えてくる。
最初はよくわからなくて情けなくなることもあるさ。悲しくなることも一杯あるけれど、それでも、最初は黙って聞く。

一回話を聞いたくらいでわかったなんて嘘だよ。
相手が誰であろうと一回話を聞いたくらいで理解できるなんて思うなよ。
一回話を聞いたくらいでは分からないの。生半可聞きかじってわかったなんて言うのは失敗の始まり。一回聞いただけでわかるなんて天才か、大嘘つき。
わからなければわからないと言え。話はそこから始まる。
そして、わかるまで聞け。




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