教育ってなあに


社    会


民主主義社会というのは、主権が国民にあります。
だから、知っておかなければならないことが、たくさんある。

民主主義教育の原点が、社会科。

民主主義は、法治国家であることが前提です。
しかも、納税義務を始めいろいろな義務がある。
だから、教育が義務になる。
義務と言うより、むしろ、権利です。
つまり、教育がなければ、成り立たない。

その上、民主主義体制というのは、制度が基盤です。
国家体制を否定したら成り立たない。
社会科というのは、民主主義国にとっては、最優先すべき授業です。
しかし、社会科は、受験科目ではない。

今の学校では、政治や政党の話は、許されない。
しかし、それでは社会は教えられない。
現実の社会の仕組みを教えられないからです。
社会科の授業は、民主主義を具体的に教える場です。
だから、当然、教える者の思想というのは、大変に重要です。
テロリストのような過激な思想の持ち主に、教えられたら大変なことになる。
しかし、今の教育の現場では、教師の思想をチェックされることは許されない。
教える側の権利は、保証されても、教わる側の権利は、保証されていない。

我が国は、民主主義国である。社会主義国ではない
民主主義国、つまり、主権が国民にある以上、
自分たちの権利を、主張する年齢に達するまでに
学んでおかなければならないことがたくさんある。
それを教える場が社会科である。
つまり、社会科という授業は、体制的であるのが当たり前なのである。

社会科で反体制的な授業をされたら困るのは、子供達であり、保護者であり、地域社会です。だから、保護者や地域社会の了解もなく勝手に授業をされては困るのです。

政治体制の事、政党の事、政治思想の事、現実の政治問題。年金の話。税金の話。
選挙の話。社会情勢。社会体制。国際情勢。それらが話せないのでは、社会科の授業は成り立たない。
社会科の授業というのは、生きた社会を学ぶ場なのです。

だからこそ、先生の考え方が鍵を握っているのです。
教育者の労働者としての権利は保証されるべきです。。
しかし、教育が義務である以上、
教育を受ける側の権利も保障されるべきです。
それが、民主主義です。



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