教育の理想を求めて

シンボルと儀式典礼


組織は、自発性では動かない。指示、命令は悪い事ではない。
組織は、指示、命令で動く。強制力のない指示、命令は効力を発揮しない。
強制しなければ組織は動かないのである。

組織は、システムなのである。
組織は、仕組みである。

会議、打ち合わせは、イベントである。イベントだけでは、組織は成り立たない。イベントだけでは組織的な仕事は実行できない。組織的な仕事をするためには、イベントとイベントを結ぶ作業、アローが必要なのである。その作業も組織的なものである。チームワークは一人ではできない。

そのチームを取り仕切るのがチームリーダーで、それを補佐するのがマネージャーなのである。
だから、イベントでは、必ず、リーダーを誰がやるかを決め、そのリーダーが補佐役を決めないと仕事は始まらない。
そうしないとイベントとイベントを繋ぐ者がいなくなる。
会議も、実際に仕事をする部隊と作業を制御、管理する者とで構成されている。

会議では、会議の議題について簡単に話し合い、なるべく簡潔に結論を出す。
リーダーは、結論を確認したうえで、次回いつやるかを決める。その上で出席者に同意を得てそれを周知確認する。
その上で次回の会議の責任者、担当を指名する。
実施責任者に指名された者は、役割分担をしたうえで次回までにやってくることを指示したうえで散会する。

実施責任者は、会議終了後速やかに実施部隊を集めて作業の詳細を詰める。
その手順は、まじ次回いつするのか。何をするのか。そして、次回までに用意する物は何か。やっておかなければならないのは、何か。
次回の前打ち合わせをいつやるのかを決めておく。

その後速やかに作業の洗い出しに努める。更に大枠を決め、段取りをしたうえで、担当者ごとに仕事の割り振りをする。
作業の細かい詰めは、担当者に任せる。
実際にやる事は、担当者に読ませる。
結論は、指示は、要件を満たしていないと発効しない。五W一Hで確認する。
確認が終わったら担当責任者は総括責任者に報告のうえ指示を待つ。

実施責任者は、段取りに従って進捗状況を確認し、必要に応じて作業の組み替え、指示を見直す。

仕事は、基本的に三か月を一つの単位として枠組みをして、大枠を作る。月一回の会議を想定すれば三か月を三つに仕切れる。三つに仕切れれば、三段階に段取りする事が出来る。
一週、五日、一ヵ月四週で計算すれば、大体の目安がつけられる。

次に作業を洗い出す。作業の洗い出しは、漏れなく、重複なく、全て作業を洗い出す。
作業は簡単な仕事で二、三百はある。
作業の洗い出しが出来たら、それを分類し、担当に割り振る。

作業の洗い出しは、特に神経を使う。
上の者は、極力、実施責任者に任せる。
ただ、真意は伝われにくいから、折につけお互いに連絡、話をしてお互いの理解を深めておく。
これが礼である。

いずれにしても根気のいる作業になるから定石、基本的手順は事前に頭に入れておく。これが最低限のマナー。試合が始まってからルールを確認する様な事はないように。

自分が最低限のマナーを守らないでいて、相手を責めるのはゲスのやる事。

皆気の毒と言えば気の毒。仕事の手順、段取り、定石と言った基本を躾けられていないのだから。

僕らはよくプロとアマチュアの差は、基本ができているか、いないかの差だと聞かされた。
アマチュアは、基本ができていないのに、すぐに、勝負をしたがる。だからすぐに挫折する。
その癖、上手くいかないと他人の性にして反省しない。何かと反抗的な態度をとって持論を押し通そうとする。

兎に角、定石や基本を学ぶのは死ぬほど嫌いときている。基礎や定石の話を始めるとイライラ、ソワソワはじめてすぐに感情的になる。人の話を聞かなくなる。
しかし、実務は根気がいる事、それに、始めはつまらない事。
だけど若い頃にしっかりと身につけていないと社会に出てから通用しない人間になってしまう。それに歳をとってから基本を身につけるのは大変だ。
今は、基本ができていない人間ばかりだから、結局、やる奴がやって他の人間は知らんぷり。正直者が馬鹿を見る。

仕事は、漏れなく、重複なく、全てを確実に実行する事が求められる。
だから、絶えず事実関係が確認される。
聞かれるたびに話が違ったり、聞く人によって話が違ったら、やり直されるのは当然。
誰に聞いても一致した答えが求められる。それがチーム。

仕事や会議を開始する際の手順はチームワークのリテラシー、プロトコルだから全員が身につけておかないと仕事や会議を始める事が出来ない。

ハッキリ手順だ段取りだ基準だ礼儀だなんて面倒くさい。しかし、面倒くさがっていたらチームワークなんてできない。世の中なんて面倒くさい事ばかり。めんどくさがっているから引きこもりになる。機械システムだって初期設定されている事。
我々は、それを礼儀作法として躾けられた。しかし、後輩たちは、面倒くさがって覚えようともしない。

面倒くさい、面倒くさいというけれど、その面倒くさい事をやってくれる人がいたから、今までやってこれた。その面倒くさい事をやってくれる人がいなくなれば、組織は、機能しなくなる。それでもしばらくは惰性で動いていくだろう。しかし、自分達で制御しなければならなくなったら組織を思い通りに動かす事はできなくなり、暴走するか、止まってしまう。
組織運用のリテラシーは、人類が長い間かかって培ってきたものだから、馬鹿にしていると痛い目に合う。

自分がゴルフをしたいと思っても、何の予約もせずにいきなり、ゴルフ場に言ったゴルフをするわけにはいかない。まず、一緒にゴルフをやる人間を探さなければならない。一緒にゴルフをやる人間を決めても誰かが、日を決めなければならないし、ゴルフ場を決めなければならない、ゴルフ場の予約も取らなければならない。集合時間を決めて、ゴルフ場に行く手段も決めなければならない。
それら一切合切を誰もやらなければ、ゴルフはできないのである。一つでも面倒くさいと思ったら何にもできない。

めんどくさいと顔に出ているよと子供の頃叱られた。自分はわからないだろうけど相手には伝わるからね。顔に手だたらおしまいだよと叱られた。

兎に角、仕事始めが一番分かりにくい。
先ず、全体の責任者を決める。そして、次に担当責任者を決め、担当責任者は全体責任者と相談して担当者を決める。
その上でいつどのような形で正式にスターを始めるかを決める。
正式なスタートは、スタッフの顔合わせ、あるいは、オリエンテーションを意味する。

初回の会議、イベントには、お決まりがある。
大体、総括責任者から仕事の意義、主旨・目的、ミッションに対する一通りの説明がある。次に実施責任者、リーダーから所信と仕事の何賀に対する説明。それから大枠、スケジュールの説明があった後、メンバーに対して役割の説明と次回までにやってくる事に対する指示。そして、次回の開催日時、概要の説明。最後に指示の確認、詳細の詰め。そして、閉会を宣言し散会する。

イベントは、宣言に始まり、宣言に終わる。

イベントの内容は、事前に上司の承認を得ておく事が原則。事後承諾を求めたら怒られる。

組織は、人的なシステム。最初にきちんとセットアップしておかないと正常に作動しない。
いくら気力、念力で動かそうとしても動かない。

組織は、人の集まりだから、言葉だけ、理屈だけでも動かない。
だから、シンボルや式典、儀式を用いる。
組織は、人でできた仕組み、システムそれを運用管理する技術がマネージメント。

仕事は、時間と作業との競争になるから無駄口や議論を避けて作業に専念させる。
チームワークは、全員が決められた事を決められた時までに、決められたようにやってこなければならない。
話を混ぜっ返したり、引っ掻き回したり、蒸し返すと取り返しのつかない事になる。極力控える。
実施責任者は、仕事が始まったら、主旨、目的、目標などの初期設定を変更するのは困難になるから、作業に入る前に入念に発令者の真意意図を確認しておく必要がある。
ただし、実際の作業の詳細は、せいぜい言って一両日、筋道は次回ぐらいまでしか読めない。
あまり、先走らないで、慌てずに、出だしは、二、三回ヒアリングをして、足元を固める。
構想段階では、目に見えない事が多いから記録を必ず取ってメンバー全員にわかるようにする。

会社の仕事は総てチームワーク、基本的使用はチームのメンバー全員周知。
誰が責任者で誰が何を担当しているかを全員がわかるようにしておく。一人でも、自分の役割を理解していない者がいたら、その瞬間チームは崩壊する。




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